$ 0 0 嵐山がまばゆいばかりの新緑に包まれる頃、渡月橋の袂の高台にある法輪寺では、毎年「十三まいり」と呼ばれる、子供たちが大人になるための通過儀礼が行われています。 お参りを終えた子供たちは、渡月橋を渡って京都市内へと戻るのですが、渡月橋を渡り終えるまでけして後ろを振り返ってはいけない、という言い伝えがあるのです。晴れ着の子供たちが、緊張した面持ちで渡月橋を渡る姿は、いかにも京都らしい風流な伝統行事です。